ダービー2017 ②

今年の大きなポイントはレイデオロがぶっつけで皐月賞を使い5着に敗れたということだろう。

トライアルを使い、勝つにしろ、敗けたにしろ、その結果の皐月5着なら…それをどう捉えるのか?

 

今年が最後のクラシックとなる藤沢和雄調教師がその花道として

オークス、ダービーをとっての花道なら、それは絵になるようなストーリーだ。

 

ただ、こういうストーリーを描いて墓穴を掘り続けてきた俺は、

安易に飛びつきたくはない物語だ。

 

それなら別路線からやって来た馬たち。

ダービートライアル組は一番人気を背負いながらも額面通りに勝ってきたアドミラブル、ダイワギャグニー。

ただ、トライアルを勝った馬が本番を制した例はない。

 

だったら、NHKマイル組。申し訳ないが、これらは出るだけで十分、思い出作りにしか過ぎない。

いつもだったら京都新聞杯馬が候補に挙がるはずなのだが、残念ながら今回は出馬がない。

 

おやっ、四戦すべての連対、サトノアーサー、確か超良血などと言われた馬だったではないか?鞍上、川田将雅は昨年マカヒキダービージョッキーの仲間入りをした。

「川田如きが二連覇するほど競馬は甘くねぇ」との声が聞こえそうだが、

あえてひねってみれば、これが怪しい。ひたすら怪しい。ここを待っていた感がプンプン匂う。池江泰寿厩舎の本命はこちら側?!

イヤイヤ、レコードで勝った強いはずのアルアインが想像していたほどの人気は背負ってはない事の方が怪しい?!

 

なんだかんだとこの時間が楽しいのだ。

そして、毎年の事だが午後四時には余韻に酔いしれ、

また来年、来年こそは…となっているのか??